運管試験対策

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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:713

問 道路交通法に定める交通事故の場合の措置についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~8)から選びなさい。

 交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、【 A 】し、道路における【 B 】する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び【 C 】並びに損壊した物及びその損壊の程度、【 D 】並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

1.事故状況を確認

2.負傷者を救護

3.当該交通事故に係る車両等の積載物

4.安全な駐車位置を確保

5.事故関係車両の数

6.負傷者の負傷の程度

7.危険を防止

8.当該交通事故に係る発生の経緯

 

 

 

 

 

 

 

問 正解 A2 B7 C6 D3

交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、(A=負傷者を救護)し、道路における(B=危険を防止)する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び(C=負傷者の負傷の程度)並びに損壊した物及びその損壊の程度、(D=当該交通事故に係る車両等の積載物)並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:712

問 自動車の検査等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

 1.自動車に表示されている検査標章には、当該自動車の自動車検査証の有効期間の起算日が記載されている。

 2.初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量7,950キログラムの貨物の運送の用に供する自動車については、当該自動車検査証の有効期間は1年である。

 3.自動車の使用者は、自動車検査証の記載事項について変更があったときは、法令で定める場合を除き、その事由があった日から15日以内に、当該事項の変更について、国土交通大臣が行う自動車検査証の記入を受けなければならない。

 4.自動車運送事業の用に供する自動車の自動車検査証は、当該自動車又は当該自動車が配置されている営業所に備え付けなければ、運行の用に供してはならない。

 

 

 

 

 

 

 

問 正解3

1.誤り。自動車に表示されている検査標章には、当該自動車の自動車検査証の有効期間の満了する時期が記載されている。

2.誤り。初めて車検証の交付を受ける車両総重量8トン未満の貨物の運送の用に供する自動車の当該車検証の有効期間は2年である。

4.誤り。自動車検査証は当該自動車に備え付けるのであって、営業所ではない。自動車運送事業の用に供する自動車の場合でも同様である。

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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:711

問 次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者の行わなければならない業務として正しいものを2つ選びなさい。

 1.従業員に対し、効果的かつ適切に指導及び監督を行うため、輸送の安全に関する基本的な方針を策定し、これに基づき指導及び監督を行うこと。

 2.事業用自動車に係る事故が発生した場合には、事故の発生日時等所定の事項を記録し、その記録を当該事業用自動車の運行を管理する営業所において3年間保存すること。

 3.乗務員が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守すること。

 4.自動車事故報告規則第5条(事故警報)の規定により定められた事故防止対策に基づき、事業用自動車の運行の安全の確保について、従業員に対する指導及び監督を行うこと。

 

 

 

 

 

 

 

問 正解2,4

1.誤り。輸送の安全に関する基本的な方針を策定することは事業者の義務であり、運行管理者の業務ではない。運行管理者の業務は、乗務員に対し、国土交通大臣が告示で定める指導・監督を行うことである。

3.誤り。運行管理者の業務は、乗務員が休憩又は睡眠のために利用することができる施設を適切に管理することであり、これらの施設の整備や保守については、事業者の義務である。

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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:710

問 運行管理者の日常業務の記録等に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。

 1.運行管理者は、選任された運転者ごとに採用時に提出させた履歴書が、法令で定める運転者台帳の記載事項の内容をほぼ網羅していることから、これを当該台帳として使用し、索引簿なども作成のうえ、営業所に備え管理をしている。なお、他の営業所への転任又は退職した運転者については、余白部にそのことがあった年月日及び理由を記載し、3年間保存している。

 2.運行管理者は、事業者が定めた勤務時間及び乗務時間の範囲内で、運転者が過労とならないよう十分考慮しながら、そのほか天候や道路状況などをあわせて考え、乗務割を作成している。なお、乗務割は、早めに運転者に知らせるため、1ヵ月分程度の予定を事前に示し、これに従って運転者に乗務させている。

 3.運行管理者は、運転者に法令に基づき作成した運行指示書を携行させ運行させていたが、当該運転者から、運行経路の途中において交通事故が発生しており、その影響で運行の遅延が予想される旨、運行管理者に連絡があった。そこで当該運行管理者は、運行経路を変更すべきと判断し、営業所に保管する当該運行指示書の写しにその変更した内容を記載するとともに、当該運転者に対して電話等により変更の指示を行った。また、運転者に携行させている運行指示書については帰庫後提出させ、運行管理者自ら当該変更内容を記載のうえ保管した。

 4.運行管理者は、運行記録計により記録される「瞬間速度」、「運行距離」及び「運行時間」等により運転者の運行の実態や車両の運行の実態を分析し、運転者の日常の乗務を把握し、過労運転の防止及び運行の適正化を図る資料として活用しており、運行記録計の記録を1年間保存している。

 

 

 

 

 

 

 

正解2,4

1.適切でない。採用時に提出させた履歴書が、法令で定める運転者台帳の記載事項の内容を「すべて網羅」していればまだしも、ほぼ網羅しているということは一部の事項については記載されていないということなので適切ではない。なお、法令上、「履歴書を運転者台帳として使用すること」を禁止する規定はないが、運転者台帳は一定の様式であることが求められており、仮に、法令で定める運転者台帳の記載事項をすべて網羅している履歴書であっても、運転者ごとに異なる様式の履歴書を運転者台帳とすることは適切ではない。

3.適切でない。運行管理者は、運転者が運行指示書を携行した運行の途中に、運行経路に変更が生じた場合には、運行指示書の写しに変更内容を記載し、これにより運転者に対し変更内容について適切な指示を行い、運転者が携行している運行指示書に変更内容を記載させなければならない。したがって、運転者に携行させていた運行指示書を帰庫後提出させ、運行管理者自ら当該変更内容を記載することは適切ではない

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