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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:454

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問 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選びなさい。

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答え:1,4

連続運転時間は、4時間を超えてはならない。
 連続運転時間が改善基準に違反しているかどうかは、運転開始後4時間以内又は4時間経過直後に、30分以上の「運転の中断」をしているかどうかで判断する。なお、この30分以上の「運転の中断」については、少なくとも1回につき10分以上(10分未満の場合、運転の中断時間としてカウントされず、運転時間とみなされるので注意)とした上で分割することもできる。

1.適合している。前半、運転時間4時間以内(1回目2時間10分+2回目1時間30分=3時間40分)に、合計30分の休憩(1回目15分+2回目15分)を取っており、後半も4時間の運転(3回目1時間+4回目3時間)後に乗務を終了している。

2.適合していない。前半、運転時間4時間(1回目3時間+2回目30分+3回目30分)に対し、合計30分の休憩(1回目20分+2回目5分+3回目5分)を取っているが、10分未満の休憩(=2回目と3回目の5分休憩)は、運転の中断時間としてカウントされない。結果、4時間の運転に対し20分の休憩しか取っていないことになる。

3.適合していない。前半は運転時間4時間(1回目2時間10分+2回目1時間50分)に対し、合計30分の休憩(1回目10分+2回目20分)を取っているので問題ないが、後半、運転時間が4時間に達した(=5回目の運転を1時間した)時点で途中20分の休憩(3回目10分+4回目10分)しか取っていない

4.適合している。1回目の5分休憩は10分未満であるため運転の中断時間とならないが、それでも運転4時間以内(1時間35分+1時間20分+1時間=3時間55分)に対し、合計30分の休憩(2回目20分+3回目10分)を取っている。後半も3時間の運転後に30分の休憩を取っている。

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