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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:290

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問 下の一般貨物自動車運送事業のA営業所の概要に関する記述に基づき、次の1及び2について解答しなさい。

<A営業所の概要>

〇営業所の稼働       → 無休で営業
事業用自動車の配置車両数 → 30両(トレーラ10両を含む。)
事業用自動車の稼働状況  → 全車両とも毎日運行
〇運転者の業務形態     → 全車両とも1人1車
〇運転者の休日       → 1週間に1日の公休

1.A営業所の事業用自動車を全車両、毎日運行させるために必要な運転者の員数を回答しなさい。なお、交替運転者の配置、運転者の有給休暇、事業用自動車の整備等上記以外の事情は一切考慮しないものとし、解答として求めた数値に1未満の端数がある場合には、これを切り上げるものとする。

2.A営業所に選任しなければならない運行管理者の数を回答しなさい。

 

 

 

 

 

 

 

答え:1.24人 2.1人

1.本設問の条件(営業所は無休で稼働・車両は無休で稼働・運転者には週1日公休・1人1車)における必要な運転者の員数についての指針は、「運転者数≧1.2(≒7/6)×車両数」である。本設問の場合、車両数20両(被けん引車であるトレーラー10両は除かれる)なので、上記指針に当てはめると、1.2×20=24又は7/6×20≒24で24人が必要な運転者の員数となる。

2.事業者は、事業用自動車(被けん引自動車を除く。)の運行を管理する営業所ごとに、当該営業所が運行を管理する事業用自動車の数を30で除して得た数(その数に1未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとする。)に1を加算して得た数以上の運行管理者を選任しなければならない。つまり、「{事業用自動車の数(被けん引自動車を除く)÷30}+1」で求める。本設問の場合、車両数20両(被けん引車であるトレーラ10両は除かれる)なので、上記計算式に当てはめると、(20÷30)+1≒1で選任しなければならない運行管理者の数は1人となる。

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