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運行管理者試験【貨物】過去問ランダム演習:219

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問 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間に関する次の記述のうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを1つ選びなさい。

1.運転を開始して、連続2時間50分運転後に20分休憩し、次に連続1時間10分運転後に20分休憩し、さらに連続4時間運転後に20分休憩し、そして連続30分運転して乗務を終了した。

2.運転を開始して、連続3時間20分運転後に5分休憩し、次に連続35分運転後に30分休憩し、そして連続3時間35分運転して乗務を終了した。

3.運転を開始して、連続2時間30分運転後に30分休憩し、次に連続1時間30分運転後に10分休憩し、さらに連続3時間運転後に10分休憩し、そして連続1時間30分運転して乗務を終了した。

4.運転を開始して、連続1時間30分運転後に10分休憩し、次に連続1時間30分運転後に10分休憩し、さらに連続1時間30分運転後に10分休憩し、そして連続2時間運転して乗務を終了した。

 

 

 

 

 

 

 

答え:2

1.適合していない。前半については、4時間の運転(2時間50分+1時間10分)対し、30分以上の休憩(20分+20分)を取っているが、後半について、4時間の運転後20分の休憩しか取っていないので、改善基準に適合していない。

2.適合している。10分未満の休憩等は運転の中断とならないので、1回目の休憩(5分)は運転の中断時間に含まれないが、それでも、前半については、3時間55分の運転(3時間20分+35分)に対し、運転後30分の休憩を取っている。後半についても、3時間35分の運転後に乗務を終了しているので、改善基準に適合している。

3.適合していない。前半については、4時間の運転(2時間30分+1時間30分)対し、30分以上の休憩(30分+10分)を取っているが、後半については、運転時間が4時間に達した時点で10分の休憩しか取っていないので、改善基準に適合していない。改善基準に適合させるためには、4回目の運転の際、1時間の運転後に少なくとも20分の休憩をしたうえで運転を再開する必要がある。

4.適合していない。運転時間が4時間に達した時点で20分の休憩しか取っていないので、改善基準に適合していない。改善基準に適合させるためには、3回目の運転の際、1時間の運転後に少なくとも10分の休憩をしたうえで運転を再開する必要がある。

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